リゾートを考える

私はホテル好きなのであちこちのシティホテルをよく利用します。ホテルというところは資本主義の権化のような面があって、お金を出せば出すほどいい思いが出来ます。お金でサービスを買っているということなんでしょうね。

しかし、お金が有り余っているわけではないので、最低限のコストで最高のパフォーマンスの得られるホテルを選択することが私の喜びと言えましょう。

ある雑誌に人気ナンバーワンのホテルとして品川プリンスホテルが紹介されていました。

立地やレストラン、付帯設備の多さなど頷ける評価でしたが、別の雑誌にはワーストホテルとして品川プリンスホテルがあげられていました。

これも納得です。品川プリンスホテルはシングルルームもあって、ここは13平米ほどの広さしかありません。廊下も狭く、人がすれ違うのがやっと、大きな荷物を持っていたら大変です。

品川プリンスホテルは3700もの部屋数を誇る巨大ホテルなのです。本館、別館、アネックスタワー、イーストタワー、ノースタワー(旧エグゼクティブタワー、狭くて全然エグゼクティブではなかった)などがあり、それぞれ内装も広さ(狭さ?)も全然違うのです。

それを品川プリンスホテルというくくりで語ってしまうのはいかんせん無理なように思いますね。品川プリンスホテルは立地が売りのホテルであり、リッチなホテルという訳ではないんです。
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ここは、ある離島の会員制ホテル。離島への移動は定期船の乗船が基本ですが、自家用ヘリやチャーターヘリで飛来する変人もいます。
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リゾートというのは非日常を楽しむものですから頻繁に行っていると感覚がマヒしてしまい非日常ではなくなってしまいます。

ワタクシはそれぞれ年に一回程度の頻度で会員制の各ホテルを利用します。これらのホテルと一般のシティホテルを往き来することで非日常の奥行きが拡がるように感じます。気のせいですけど。